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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 268,337 字 · 522 頁

青空文庫

なぜなら、科学の方法が例えばH・リッケルト等にあってのように、科学的概念構成によって特色づけられるものなら、恰もこの科学的概念の構成が科学の構成であり、成立であり、従って又科学の発展――夫が歴史的だ――であるのだから、方法は科学の歴史的発展の動力として理解されるべきではないのか。そうすれば、方法は元来歴史的なものそのものに外ならぬ。かくて科学方法論は知識社会学に結合しなければならない義務を初めから負わされていた筈ではないか。――だが現存する科学方法論と現存する知識社会学とには、事実到底このような結合を望むことは出来ない。実際そういうことは多少見当違いのことだろう。併し何故見当違いなのか。

外でもない、方法論は方法を、全く固定した事物としてしか理解せず、之を歴史的な動的発展に於て捉えようとしないし、知識社会学は知識――科学――の発展を、科学の内容(それが方法―論理―真理価値だ)の発展として理解せず、従って又科学の真に歴史的な発展として捉えようとはしないからなのである。――で吾々の課題はこうなる、科学の方法を歴史的原形質にまで掘り下げ、同時に科学の社会的(歴史的)存在を方法の核にまで追跡する。