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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 268,337 字 · 522 頁

青空文庫

デカルトやスピノザによる「延長」の概念、カントの「図式時間」、「時空の直観形式」の概念、近くはハイデッガーの時の概念等々。心理学ではブレンターノの「時間の様態」、形態心理学に於ける空間知覚の研究(例えば K. B※(ダイエレシス付きU小文字)hler)。数学に於ては非ユークリッド幾何学の発見等々。――だが当然なことながら、この概念が最も画期的な仕事をしたのは、近代の物理学の内部に於てであった。

相対性理論によって、空間と時間の概念は、根本的に変革されねばならなかった。――第一にこの理論は、物理学者にとっては世界観測―記述の立脚点の相対性を教える、物理学はどのような観測者の立脚点に立とうと、同価なものとして結果しなければならない(物理学的場所――それは空間的だ――の相対性)。だから之は世界に於ける絶対的な空間点――其に基いて世界が記述される――を否定する、だから空間はそれ自身に於て相対的でなければならないということになる。――併し第二に、空間がそれ自身に於て相対的であるばかりではなく、夫は又時間との関係に於ても相対的なものとして見出される。空間は空間だけとして、時間から独立に考えられ又取り扱われることが出来ず、空間の何かの変換は、時間の何かの変換の代価の下にのみ起こることが明らかとなった。