輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
つうぞくこうぎ れいこんふめつろん
通俗講義 霊魂不滅論
井上 円了
線上閱讀井上 円了《通俗講義 霊魂不滅論(つうぞくこうぎ れいこんふめつろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 75,415 字 · 148 頁
しかれども、今一歩を譲りて、われわれ生存上、内には精神あり、外には物質あり、また、わが一身は肉体と精神との二者より成り、われわれの寿命は五十年ないし百年と定めて、普通の観察の上に考うるときは、わが精神作用は死時全くやみて、無感覚、無意識となることは、種々の実験に照らして明らかである。たとい他日復活するものと想像するも、本来不滅なる精神がその作用を失うはいかん。かつ、その場合には精神はいかようなる状態を有し、また、いずれの日に復活するものなるや等の疑問は、必ず起こるに相違ない。しかして、この問いに答うるには、ぜひ因果の規則によらねばなりませぬ。しかしその前に、古来の霊魂説の立ち難きことにつきて一言いたしましょう。
古来の霊魂説は、この肉体のほかに別に一団の精神ありて、自在に出入のできるように考え、その精神が肉体中に入れば生活を現じ、肉体を去れば死滅に帰すと唱えたるも、今日の実験にては、そのように霊魂と肉体と全く相離れて、自由に出入することのでき難きを知りたれば、霊魂説も自然に一変するに至りました。拙者をはじめとし、その他の霊魂不滅説を唱うるものは、大抵、霊魂は肉体と全く相離れたるものにあらずして、むしろ肉体に連結してその裏面に存するものと考えます。