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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

線上閱讀江戸川 乱歩《仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。

N3 · 進階 · 新字新假名 · 153,590 字 · 308 頁

青空文庫

ここは麹町の明智探偵事務所です。明智探偵は、たのまれた事件のために、福井県へでかけ、少年助手の小林君と、少女助手の花崎マユミさんとが、るす番をしていました。午後三時半ごろ、電話がかかってきたので、小林君が受話器をとりますと、それは明智探偵からでした。

「ぼくは、昼ごろ東京にかえった。ぼくがたのんでおいた男が新宿駅に待っていて、報告してくれたので、黄金仮面のゆくえがわかった。いま、それをたしかめたところだ。黄金仮面はきょう午後七時に、渋谷区の一軒のあき家へやってくることがわかった。そこで、きみたち少年探偵団の手を、かりたいのだ。電話でよびだせるだけよび集めて、午後六時までに、そのあき家へきてくれたまえ。チンピラ別働隊も、なるべくたくさん、つれてくるのだ。わかったね。」

そして、その渋谷区のあき家への道じゅんを、くわしくおしえてくれました。

「マユミさん、先生からだ。黄金仮面のいるところがわかったんだって。」

「え、いつのまに帰っていらしったの。」

「きょうの昼ごろだって。それから、いままでのあいだに、もう黄金仮面のゆくえを、つきとめておしまいになったんだよ。