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うもんとりものちょう
右門捕物帖(四)
佐々木 味津三
線上閱讀佐々木 味津三《右門捕物帖(四)(うもんとりものちょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 167,105 字 · 337 頁
とばかり泣きぬれて、美しい姉の姿は、駕籠の中へ消えました。とみるまに、真夏の真昼の町をゆさゆさ揺れながら遠のきました。――うるんだまなこで見送りながらいったことです。
「伝六、なんだかいいこころもちだな……」
「ちげえねえ。どうでござんす、もういっぺんお昼の朝湯にへえって、たこになりましょうかね」
「ごめんだよ。夏場の酢だこは身の毒だとさ」
柳の葉かげをくぐって遠のいていく越後上布のうしろ姿が、心憎い涼しさでした……。