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うもんとりものちょう

右門捕物帖(四)

佐々木 味津三

線上閱讀佐々木 味津三《右門捕物帖(四)(うもんとりものちょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 167,105 字 · 337 頁

青空文庫

「討ちまする! それが武士の娘のつとめ、いいえ、いいえ、駒も侍の血を引いた者でござります。討たいではおきませぬ!」

「どこにいるかわかっておるか」

「わかりませぬ。なれども、わかるまでは、三年かかろうと、九年かかりましょうと、必ず捜しとおして、みんごと討ってお目にかけまする! この顔がしわにうずまりましょうとも、この黒髪が雪のように変わりましょうとも、必ずともに討ち果たしてお目にかけまする! 貫いてお目にかけまする!」

莞爾とした笑いが、右門の顔に咲きました。

「その決心気に入った。むっつり右門、討ち貫くといったその決心を買ってやろう! 行けい! すぐ逃げい!」

「では、あの、では、では、駒を、この駒の罪をお見のがしくださるというのでござりまするか!」

「見のがそう、みごとに討ってかえるまで、罪は責むまい。四年かかるか、十年かかるか知らぬが、むっつり右門の目の黒いうちは、むっつりのこの口に錠をおろして、唖になろう。待ってやろう。――討ったら、かえってまいれよ!」

「あ、ありがとうござります……こ、このとおりでござります……」

「行け! 人目にかかってはめんどうじゃ。