輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
線上閱讀牧野 富太郎《植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 160,011 字 · 312 頁
第六巻第四号誌上にその事実を発表したのは久内清孝君で、同君はそれを相州葉山長者ヶ崎の小嶼で採集せられたのであった。そして私はこの種にハマカンゾウの新和名とともに Hemerocallis littorea Makino なる新学名をつけておいた。
このハマカンゾウは一つの good species であり、また littoral plant である。広く太平洋、日本海の沿岸に分布して生じているから、中国でも四国でもまた九州でも常に瀕海の崖地で見られる。薩州甑島に生ずる萱草も多分このハマカンゾウにほかならないであろう。
琉球ではハマカンゾウは自生していないが、しかしこれを圃隅に植えてその花を食用に供している。そして、これを塩漬にもし泡盛漬にもし、また汁の実にもするが、内地では一向それを利用していない。
昭和十九年二月に、東京の桜井書店で発行になった吉井勇氏の歌集『旅塵』に、佐渡の外海府での歌の中に「寂しやと海の上より見て過ぎぬ断崖に咲く萱草の花」というのがあるが、この歌の萱草は疑いもなくハマカンゾウを指しているのである。
終りに、上のナンバンカンゾウそのものについて述べてみると、飯沼慾斎の『草木図説』