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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 268,337 字 · 522 頁
存在を真に解釈するには或る一つのことが必要である――夫に就ては後を見よ、だが存在の意味を解釈するには、何物をも要しない、ただ単純に哲学さえあれば好い。こうした哲学としての哲学、純粋哲学、夫が形而上学だったのである。
さて歴史――それは一つの存在である――は、起きた、起きつつある、起きるべき歴史も、又書かれる歴史も、夫が哲学的に理解されるためには、哲学的範疇の下に理解されねばならない。と云うのは、歴史を哲学的に理解すると称して、之を形而上学的範疇の下に理解することは、許されない。と云うのは、歴史(Geschichte)は例えば始原史(Urgeschichte)というようなものによって理解されてはならないのである。それはこうである――
まず一つの回り道をしよう。人々は存在の特色をどういう処に見出すだろうか。少なくともそれは、仮に最も一般的と考えられるスピノザの規定を借りて云えば、それ自身にありそれ自身によって考えられる処のものである、と云って好いだろう。存在はそういう意味で、最後のものだと考えられる。存在の性格を普遍者に置くのも個体に置くのも、こうした最後のものを求めた結果なのである。