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「ふんしょじだい」のしゅつげん

論理とその実践――組織論から図書館像へ――

中井 正一

線上閱讀中井 正一《論理とその実践――組織論から図書館像へ――(「ふんしょじだい」のしゅつげん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 頁

青空文庫

あたかも妾的取扱いをうけるゼスチュアがそれみずからの態度の中にあったともいえるのである。

哲学そのものが、知識そのものが、今や、新しくその態度そのものを、方法そのものを革めるべき時に面している。その事を、哲学では哲学の危機と叫んでいるのである。

以上、知識を政治から遊離する二つの基礎、すなわち第一の文化機構とその誤謬、第二の知識問題としての誤謬から解き放たれる事が、今や民主主義の課題にほかならない。真の民主主義とは何であるか、人類は、それを課題として、今、正に、自分自らを試みている。

トルーマン大統領の選挙にあたって、アメリカのギャラップ調査局をはじめ、研究所、ジャーナリズム等知識調査力をつくして理論的可能を想定した。しかし現実はそれをくつがえした。知識が政治に敗れた一つの現象である。しかも、その敗退は、アメリカの大衆の組織的主体的条件を、すなわち「主体性」の要素を論理的計算の中から欠如していたことから起った謬りではなかったかを教えるものがある。

世界の現段階の文化は、もはや知識は大きな組織で集団的共同研究の形で政治に役立つものとならなければならないことを示しつつある。