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「ふんしょじだい」のしゅつげん

論理とその実践――組織論から図書館像へ――

中井 正一

線上閱讀中井 正一《論理とその実践――組織論から図書館像へ――(「ふんしょじだい」のしゅつげん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 頁

青空文庫

熟知した、しかも荒い構造の簡単な仕組みのものでなければならない。そして大切なことは、この「例」がどんなに例そのものが勝手に独り歩きして、頭の中で発展していっても、その本論の筋をでんぐり返して、とんでもない反対のところにまで連想しないように、考えに考えぬいて仕組まれなければならないことである。

講演がすんで彼等が、野畑でそのテーマを反スウする時、うかんで来るのはまず具体的な例なのである。だから「例」が勝手な反対な連想にまで導くと、議論はメチャクチャなところまで勝手に発展して、後で講演者は二、三カ月後で、痛烈な見事な反対の質問を浴びることとなるのである。そして、更にこの語らんとするテーマに、一つの憶えやすい「標語化された言語」をしめくくりとしてあたえることである。人口にカイシャする流行語となるようなユーモアに富んだことばを創造すべきである。そして更に注意すべきは、持って帰らすべきテーマは四つ以上もあっては、その重量とカサで、ついでに全部取落してしまうのである。記憶というものは、たくさんの中から二、三を取上げるものではない。ある量以上になると、全部落すことが学問上でも実験ずみであるが、私もそれを再び確認した。