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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 141,786 字 · 278 頁
その長岡佐渡とは、武蔵はすでに巌流島の試合当時から知己であった(長岡佐渡宛、慶長十七年四月十二日附の武蔵書簡に見える)。細川忠利と武蔵とは、これはいうまでもない君臣に近い間がらである。
そういう方から窺ってみるのも、沢庵の一面を知る上で、面白かろうと思われ、これには僕の想像は除いて、単に、細川忠利と沢庵との関係のみを記述してみた。沢庵全集中には、沢庵から長岡佐渡へ送った詩など幾つも散見されるが、そこにまでわたっては余りに広範囲になるので両者の交渉だけを中心としておくことにする。
紫衣褫奪事件に連坐して、流謫の四星霜を出羽上ノ山に過した沢庵は、寛永九年七月に赦されて江戸の土を踏んだ。
紫衣褫奪事件とは、――嚮に家康は、京都の大徳、妙心両寺に厳命して幕閣の裁可を経ずして猥りに出世し、紫衣を用いることを堅く禁じた。(元和御法度書――元和元年)
しかし、家康が薨じてのちは、この禁令も何時しか忘却されて、勅許を奉じて出世する者が尠くなかった。そこで、幕府は、寛永四年、京都所司代板倉周防守重宗をして、元和御法度書以後の出世にかかる者は、器量吟味の上、紫衣を褫奪する旨を布達せしめた。