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おりべというとうき
魯山人陶説
北大路 魯山人
線上閱讀北大路 魯山人《魯山人陶説(おりべというとうき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 62,241 字 · 127 頁
乾山角皿
そして雲形の働きは、その主体の箆ごしらえが下部より上部へ行くに従って、削りの度を荒くしている気脈と、何やら相通ずるものがあって、その景観に一層の必然性を持たせているかの如く見ゆる。
因みに、この箱書付は、官休庵中興の祖である直斎の筆に成っており、追銘は金沢の旧名尾山と太田多吉翁の屋号山の尾に考え合せて、不肖これを改めて「山の尾」とした。
(昭和八年)
乾山角皿
緒方乾山は字は惟充、通称は権平。紫翠、深省、霊海、習静堂、逃禅等と号した。寛文三年(一六六三)京都に生まれ、寛保三年(一七四三)に江戸下谷で八十一歳を以て死んだ。光琳はその兄であった。彼は初め洛西鳴滝に居て陶器の製作をしていたが、享保年間に輪王寺宮公寛法親王に従って東上し、入谷に住み、次いで下谷に移って作陶生活を続けた。
仁清、乾山、木米の三人の作品のうちで、仁清はその作品の総てを大体に於て自分でやっている。木米はその器体をつくるにあたり、稀には助手を煩わしていることが看取される。乾山は実に大部分こしらえを他人にやらせていることは見逃し難い。事実、乾山は自分で直接どの程度まで土をいじったか、全く以て疑わしいように考えられる。