輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
線上閱讀斎藤 茂吉《万葉秀歌(まんようしゅうか)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 213,820 字 · 427 頁
等と評したのであったが、やはり従来の解釈(略解・古義等)の方が穏当であった。併し新派和歌当時の万葉鑑賞の有様を参考のために示そうとしてここに引用したのである。
○
川の瀬の石ふみ渡りぬばたまの黒馬の来る夜は常にあらぬかも 〔巻十三・三三一三〕 作者不詳
長歌の反歌で、長歌は、「こもりくの泊瀬小国に、よばひせす吾がすめろぎよ」云々という女の歌である。この短歌は、川瀬の石を踏渡って私のところに黒馬の来る晩はいつでも変らずこうあらぬものか、毎晩御通いになることを御願しております、というので、「常にあらぬかも」は疑問をいって、願望になっているのである。「我が命も常にあらぬか昔見し象の小河を行きて見むため」(巻三・三三二)の「常にあらぬか」がやはりそうである。巻四(五二五)、坂上郎女の、「佐保河の小石踏み渡りぬばたまの黒馬の来る夜は年にもあらぬか」は、恐らくこの歌の模倣だろうと想像すれば、既に古歌として伝誦せられ、作歌の時の手本になったものと見える。「黒馬」といったのは印象的でいい。
巻十三から選んだ短歌は以上のごとく少いが、巻十三は長歌で特色のあるものが多い。