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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

線上閱讀斎藤 茂吉《万葉秀歌(まんようしゅうか)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 213,820 字 · 427 頁

青空文庫

と解釈する方が一番適切のようにおもえる。そんならどうしてこういう動詞が出来たかというに、「半」という名詞を「半かむ」と活用せしめたので、恰も「枕」という名詞を、「枕かむ」と活用せしめたのと同じである。然らば、半き・半く等の活用形がある筈だろうといわんが、其処が滑稽歌の特色で、普通使わない語を用いたのであっただろう。それゆえ、この歌に応えた、「檀越や然かもな言ひそ里長らが課役徴らば汝も半かむ」(巻十六・三八四七)という歌の例と、万葉にただ二例あるのみである。この応え歌は、「檀那よ、そう威張りなさるな、若し村長さんが来て、税金や労役の事でせめ立てるなら、あなたも半分になってしまいましょう。どうです」というので、二つとも結句は、「半かむ」でなくては面白くない。またいずれの古鈔本も「半甘」で、他の書き方のものはない。愚案は、昭和十三年一月アララギ、童馬山房夜話参看。

○

吾が門に千鳥しば鳴く起きよ起きよ我が一夜づまひとに知らゆな 〔巻十六・三八七三〕 作者不詳

もう門のところには、千鳥がしきりに鳴いて夜が明けました。あなたよ、起きなさい。