輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
線上閱讀斎藤 茂吉《万葉秀歌(まんようしゅうか)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 213,820 字 · 427 頁
わが里に大雪降れり大原の古りにし里に降らまくは後 〔巻二・一〇三〕 天武天皇
天武天皇が藤原夫人に賜わった御製である。藤原夫人は鎌足の女、五百重娘で、新田部皇子の御母、大原大刀自ともいわれた方である。夫人は後宮に仕える職の名で、妃に次ぐものである。大原は今の高市郡飛鳥村小原の地である。
一首は、こちらの里には今日大雪が降った、まことに綺麗だが、おまえの居る大原の古びた里に降るのはまだまだ後だろう、というのである。
天皇が飛鳥の清御原の宮殿に居られて、そこから少し離れた大原の夫人のところに贈られたのだが、謂わば即興の戯れであるけれども、親しみの御語気さながらに出ていて、沈潜して作る独詠歌には見られない特徴が、また此等の贈答歌にあるのである。然かもこういう直接の語気を聞き得るようなものは、後世の贈答歌には無くなっている。つまり人間的、会話的でなくなって、技巧を弄した詩になってしまっているのである。
○
わが岡の神に言ひて降らしめし雪の摧し其処に散りけむ 〔巻二・一〇四〕 藤原夫人
藤原夫人が、前の御製に和え奉ったものである。神というのは支那ならば竜神のことで、水や雨雪を支配する神である。