輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

線上閱讀中谷 宇吉郎《中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 130,784 字 · 269 頁

青空文庫

魏伯陽以後五代の頃までの八百年に及ぶ長い年代は、まだ古代神仙思想の余燼時代であった。魏伯陽以前、即ち春秋戦国の世から後漢の後期までの六百年以上にわたる長い間、この神仙思想は、あらゆる神変妖術の温床となっていた。そしてその弊害余毒は、魏伯陽の時代において、既に著しく表面化していたのである。魏伯陽があらゆる神仙外道を強く排斥している語気の中に、その間の事情がよくうかがえる。後世から見れば喜劇の連続に過ぎなかったともいい得るのであるが、一度神異魔法の妖美に眩惑された古代人にとっては、その境地から逸脱することは、非常に困難であった。魏伯陽以後も、なお八百年の間、その余燼がもえ続いたのである。三国の虞翻、晋の葛洪及び仙人抱朴子、南北朝時代において五行風角の道と太一遁甲の術とに達していた陶弘景、唐の仙人呂洞賓など、博学能文で超常の精神力をもっていた傑い人たちが、厳密にいえば、皆形而下の神仙道に組していたのである。丹道でいえば、外丹の道が依然として勢力を占め、内丹の道はわずかに余喘を保っていた程度であった。

しかしそれほど根強く古代中国人の各層に浸み込んでいた神異妖怪の思想も、流石に千数百年の後には、幾分下火になった。