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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(「やまとみんぞく」とはなんぞや)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 頁
所謂非人法師・散所法師となったのである。空也上人はこれら下層の落伍者を済度して職業を授け、傍ら托鉢に生活せしめた。所謂鉢叩きである。彼らは往々竹細工に従事し、その所製の茶筅や簓を檀家に配るの習慣を有した。これ彼らの徒にチャセン或いはササラの称ある所以である。鉢叩きは鹿杖すなわち鹿の角のついた杖を突き、瓢箪を叩いて念仏を申す。その鹿杖を突く事は、彼らがもと多くは殺生の徒であったが為に、その犠牲となった畜類に廻向し、罪障消滅を図るの為であったと解せられるが、しかも瓢箪を叩きながらこれを鉢叩きと呼ぶはいかなる故であろう。
按ずるに、鉦を叩いて念仏を申す托鉢の聖は古くからあった。後に遊行上人出づるに及んでそれがことに発達し、カネタタキまたはカネウチなどと呼ばれた。そして空也上人の門流はその鉦に代うるに瓢箪を以ってしていたに過ぎないのである。されば通じては「叩き」と呼ばれたものであろう。そしてその「叩き」が一方ではハチであるが故に、ハチのタタキすなわち鉢叩きと呼ばれたものではあるまいか。ハチは土師である。シをチと訛ることは按察使をアゼチと訛ると同じ例である。