輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

こきんしゅうまきのご

古今集巻之五

山本 周五郎

線上閱讀山本 周五郎《古今集巻之五(こきんしゅうまきのご)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 21,482 字 · 43 頁

青空文庫

一 岡本五郎太の手記

一 岡本五郎太の手記

寛延二年三月八日の夕方五時から、石浜の「ふくべ」で永井主計のために送別の宴を催した。永井はこの十五日に参覲の供で、江戸へゆくことになったのだが、そのほかに、こんど永井家が旧禄を復活され、主計が中老職にあげられる筈で、江戸への供はその前触れを兼ねていたから、私が主人役で祝宴をひらいたのである。集まったのは私のほかに左の六名であった。

汲田 広之進(家老、三十五歳、八百二十石)

豊水 喜兵衛(年寄役、三十三歳、七百石)

志田 健次郎(小姓組支配、三十歳、百八十石、主計の義兄)

青木 惣之助(徒士組支配、三十二歳、百二十五石)

菊田又右衛門(正気館教頭、五十歳、八十五石)

島仲 久一郎(表祐筆、三十二歳、八十石)

志田は妻女の直江が、永井の妻女の姉に当っているという関係。また菊田氏は小野派の剣法師範、われわれ全部がいちどは教えを受けているし、永井はもっとも愛された門人であった。他の五人は(私を含めて)身分の差にかかわりなく、少年時代からの親友で、汲田の三十五をべつにすれば年も殆んど似かよっていた。酒に強いのは菊田氏と豊水喜兵衛であるが、菊田氏が酔うと必ず剣術の話が出、永井を自慢したうえ、彼がその道から去ったことを責めるのであった。