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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

線上閱讀野村 あらえびす《名曲決定盤(めいきょくけっていばん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 344,837 字 · 680 頁

青空文庫

室内楽

三重奏曲

コルトー、ティボー、カサルス(カサルス・トリオ)

、コジマンの『タランテラ』(一〇六一三)。

ほかにフルデシーがある。古くて達者な人だが、光彩の少い人でもある。

チェロのレコードの骨董では、かつて日本を訪ねたホルマンを始め、クライスラーの弟のフーゴー・クライスラー、キンドラー、作曲家のハーバートなどがある。ホルマンのレコードは好事家に喜ばれる。

室内楽

三重奏曲

コルトー、ティボー、カサルス(カサルス・トリオ)

世界最高の芸術団体と言うべきものは、チェロのカサルス、ピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーを以て組織する、このカサルス・トリオである。その結成は一九一〇年と言われるが、レコードに入ったのは一九二六、七年頃で、続け様に五曲吹き込んでそれっきり忘れたように録音をされない。全世界待望のピアノ・トリオが、こんなに休んでいるというのは、どんな事情があるにしても(経済的の事情のように聴いているが)、まことに惜しいことである。

カサルス・トリオが最初レコードしたものは、シューベルトの『ピアノ三重奏曲=ニ短調(作品九九)』(ビクター八〇七〇―三、名曲集一一)であった。英国の雑誌でその記事を見るとすぐ、私は十字屋へ行って註文をしたが(その頃HMVは十字屋で扱っていた)、ちょうど居合せた近衛秀麿子が、私の手からサウンド・ウェーヴ誌を取り上げて、