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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
線上閱讀幸田 露伴《日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。
N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 100,648 字 · 198 頁
応物は趣 頗合し、
子瞻は 才 当るに足る。
と韋、蘇の二士を挙げ、其他の模倣者を、
里婦 西が顰に効ふ、
咲ふ可し 醜愈張る。
と冷笑し、又公暇に王維、孟浩然、韋応物、柳子厚の詩を読みて、四子を賛する詩を為せる如き、其の好む所の主とするところありて泛濫ならざるを示せり。当時の詩人に於ては、高啓を重んじ、交情また親しきものありしは、奉レ答二高季迪一、寄二高編脩一、賀二高啓生一レ子、訪二高啓鍾山寓舎一辱二詩見一レ貽、雪夜読二高啓詩一等の詩に徴して知るべく、此老の詩眼暗からざるを見る。逃虚集十巻、続集一巻、詩精妙というにあらずと雖も、時に逸気あり。今其集に就て交友を考うるに、※()と張天師とは、最も親熟するところなるが如く、贈遺の什甚だ少からず。と道衍とは本より互に知己たり。道衍又嘗て道士席応真を師として陰陽術数の学を受く。因って道家の旨を知り、仙趣の微に通ず。詩集巻七に、挽二席道士一とあるもの、疑うらくは応真、若しくは応真の族を悼めるならん。張天師は道家の棟梁たり、道衍の張を重んぜるも怪むに足る無きなり。故友に於ては最も王達善を親む。故に其の寄二王助教達善一の長詩の前半、自己の感慨行蔵を叙して忌まず、道衍自伝として看る可し。