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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 268,337 字 · 522 頁

青空文庫

云わばリンネ式なもしくは百科辞典的な分類では之はない(もし方法を科学の論理構造としてのみ理解すれば、そのような方法による分類がこのような種類の分類にならないことは保証の限りではあるまい)。――諸自然科学の在り得べき真に有機的な分類は、自然弁証法の第三形態の一つの変容に外ならないのである。

今、科学そのものに対して科学が取り扱う対象が、そして、方法に対しても亦対象が、思い出される順序である。自然科学(乃至数学)の諸対象の相互の非独立性、茲に自然弁証法の第三形態の重要な変容形態があるのである。かくて例えば断続量は連続量にまで――論理上――止揚されねばならぬ、之が微積分的方法の、微積分学の――歴史的――発生を物語るものである。正数の系列は正数と負数との系列にまで――論理的に――止揚される、歴史的には之が算術から代数学への・算術的方法から代数的方法への発展を意味している。

非独立・連関に於て見られた対象はそれが同一哲学的に同一でない限り、常に対立を含まねばならぬだろう。弁証法に於て対立・否定が語られる所以は茲にある。そこで人々が例えば数学や電磁気現象に於ける+と-との対立に特別な興味を有つのは自然である。