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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 268,337 字 · 522 頁
現代に於けるアカデミズムは、欧州の諸大学(例えばソルボーヌとかオックスフォードとか)が教会の束縛から実質的に脱却したことを地盤として、之に対する近世の諸「アカデミー」の運動から初めて決定された形態であるが、他方すでにギリシアの昔からアカデミズムが存在したと考えないわけには行かないだろう(ピュタゴラス学壇とかイオニア学派とか、プラトンのアカデミー自身は云う迄もなく)。
で吾々は、ジャーナリズムを(そしてそれに対比してアカデミズムをも)社会的意識形態の一契機として、即ちイデオロギー論の課題として、初めて正当に取り上げることが出来ると考える。例えば新聞なるものを組織的に――理論的――に分析するためにも、この外に道はあるまいと思われる*。
* 「新聞現象の分析」及び「新聞の問題」〔前掲〕参照。
さてそこで吾々は、イデオロギー論の今の一つの課題として、社会的意識(イデオロギー)形態のジャーナリズム的契機をアカデミー的(乃至アカデミズム的)契機に対立させ、この対立を分析し展開させよう。だがそうするとおのずから、「批判」とは何であるかという問題に逢着するのである。