輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

「ふんしょじだい」のしゅつげん

論理とその実践――組織論から図書館像へ――

中井 正一

線上閱讀中井 正一《論理とその実践――組織論から図書館像へ――(「ふんしょじだい」のしゅつげん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 頁

青空文庫

(深田康算先生はそう呼んでいられたが)は恰好のゆりかごとなり、青年達をそれに吸い込んで行くのである。小学校の先生達がまた、この快いリズムの中に回転しながら吸い込まれていっている。そこになると労働者青年の哲学講座は違う。彼等はまずカントの線を学びたがる。カント講座が聴衆を最も長く、多く、ひきつける。そしてそれの弁証法への契機を追い求める。そして弁証法を、腹の底まで、自分のものとしたいと、いくらでも貪欲に追求して来る。

只、全体に田舎の労働者の青年達で、話すのに注意しなければならないのは、(一)あまり片仮名(外国語)を用いないこと。(二)一度に三つより多くの主題を話の中に盛らないこと。(三)具体的な例を必ず理論の横に付けること。(四)話題は実践的であり、身近かであり、本質的であること等々である。しかし、かかる実践の中にぶち込まれることは、如何に自分が何も知らないかということを、激しい嵐が、樹々の弱い梢を払うように自分に知らしてくれる。

「私達は何のために生きているんですか」と真直ぐに瞳を見入りながら問いただしてくる青年達と、日夜取組むことは、容易ならざる自分の鍛練でもある。