輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ
魯山人書論
北大路 魯山人
線上閱讀北大路 魯山人《魯山人書論(かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 84,639 字 · 175 頁
中国の能書は明代を以て了る
人品がよければ、その人はたとえ技巧的になろうと(例の技巧という点では王羲之ほどの技巧のすぐれた技巧家はなかったのであります)、その技巧がただ単に技巧的にのみ感じないのであります。だから、人品がよくて技巧がよければ、技巧的な能書となるのであります。ともかく従来の能書というものは、巧みな、線のよいものをいってきたのでありました。だから形が出来ていても、内容が無ではそれは無意味な書といわねばなりません。それは結局形だけを書くところの職人の書であります。今日の書家と申します者もいってみれば、皆これに類する者といえましょう。花でいうならば造花と天然との中間、つまり温室咲かせの花という感じでありましょうか。
中国の能書は明代を以て了る
先ほどもお話をいたしました王羲之は、中国では書の神様のようにいわれている人でありますが、その息の王献之も、またなかなか秀抜なところがありました。しかし、王羲之ばかりは、何時まで経ても書道上で問題になります。王羲之の技巧は生来の巧さであったろうと思われます。やはり、彼は一個の天才でありましょう。天才の技巧には如何なる者も寄りつけないのであります。