Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme
実際イエスほど神様と心が一つであった人はない。神学的に言えば、イエスは創造の始めから神と偕であったと言われますが、人としてのイエスの生涯にあっては、神の子たる自覚はヨハネの洗礼を受けた時に始まっています。この時彼の心が完全に神様に向いた。彼の心が完全に神様の心に結んだ。これがイエス御自身のメタノイアでありました。
イエスは「神の子」であるとの天来の声を耳にした。しかし自分でとくと考えてみなければならない。わが身について神様から受けた啓示の大なれば大なるほど、ほとんど反射的にこの世の活動、世間の表面から身を引いて、自分の心の状態をしらべ、はたしてその啓示に値するやの確信を得なければなりません。おれは神の子だ、一つ大いにやってやろう、などという浅薄なものではありません。イエスは自分が神の子であると言う声を聞いて、居ても立ってもいられず、親近の者を避けて荒野にかくれ、四十日四十夜獣の住む荒野に居て、静思の時を過ごし給うた。獣が居たことは、何物も居ないよりもいっそう寂しさを増したのであります。
荒野でイエス様がどういう試みを受けられたか、その内容はマルコ伝には書いてありませんが、他の福音書で補ってみると、石を変えてパンにせよとか、高い所から飛び降りよとか、世界中の物を皆やるから悪魔を拝せよとかいうことであった。