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Japanische Klassiker mit Furigana

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme

Aozora Bunko

7 塩を保て

という言に関連して、

それ人はみな火をもて塩つけらるべし。塩は善きものなり。(九の四五、五〇)

と、話を進められました。レビ記二章の十三節に

汝素祭を献ぐるにはすべてを塩をもてこれに味つくべし。汝の神の契約の塩を汝の素祭に欠くことなかれ。汝礼物をなすにはすべて塩をそなうべし。

とあります。人は自己の供え物を潔めずしては、至聖なる神の御前に献げることを得ません。いわんや神の国の民たる者は己自身、己の肢体に宿る思想や欲情をば、塩をもって浄めなければならない。否、塩よりももっと強いもの、もっと激しいもので浄めねばならない。すなわち審判の火をもって浄むべきである。人は自己に「契約の火」をそえて、始めて神の国に入ることができる。骨の髄までよく審判の火を通して、始めて神の前に立てるのだ。――こういう意味でイエスは、「火をもて塩つくる」という新しい表現をお用いになったのです。

7 塩を保て

話題は「塩」に移りました。

塩は善きものなり、されども塩もしその塩気を失わば何をもてこれに味つけん。汝ら心の中に塩を保ち、かつ互いに和ぐべし。(九の五〇)

塩をつけると傷口が痛む。