Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme

Aozora Bunko

四 晩餐

すなわちパンを取り、祝してさき、弟子たちに与え給う時、

取れ、これはわが体なり。

と言われ、また酒杯を取り、感謝して彼らに与え給うとき、

これは契約のわが血、多くの人のために流すところのものなり。まことに汝らに告ぐ、神の国にて新しきものを飲む日までは、われ葡萄の果より成るものを飲まじ。(一四の二二―二五)

と言われたのです。これは一体何の意味だろう。

イスカリオテのユダは、イエスの愛のこもった暗示にかかわらず、悔い改めの色を示しません。イエスの御心の中心問題は、もはやユダの悔い改めではない。むしろユダの裏切りの次に来るものに向かって集中せられました。それはイエス御自身の死であります。しかし「私はもう死ぬる、これが最後の晩餐だ」などと、そんな散文的な物の言い方をなさるイエス様ではありません。彼の言葉は常に詩であり、彼の行為は絵です。「これはわが体、これはわが血」とおっしゃれば、わかる者にはわかる。実に美しい譬話と言おうか、実物をもって描いた絵であります。エレミヤが徳利をベンヒンノムの谷に打ち砕いて、このようにイスラエルは砕かれると預言したごとく、イエスはパンを取って、「こういう具合にわが体は裂かれる」