Japanische Klassiker mit Furigana
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
Lesen Sie 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) von 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 107.926 Zeichen · 225 Bildschirme
両親は長く置きたいので、それを引き留めて置くとひらひらと風に吹かれるようにして自分で帰って往った。寇の父親は祝のために大きな屋敷を作ってくれたが、祝は一回も寇家へ往かなかった。
某時、村で水莽の毒に中って死んだ者があったが、死んで間もなく蘇生した。村の者はそれを不思議がった。すると祝が言った。
「あれは、わしが活かしたのだ、あれは李九の魅であったが、わしがその鬼を追いのけたのだ」
それを聞いて祝の母が言った。
「お前も、何故、人を取って生れ代らない」
「私は、こんなことをする者に対して恨みがあるのですから、そんな奴を皆追いのけてしまいたいのです、くだらんことをしたくないのです、それに私はこうしてお母さんにつかえていれば良いのです、生れ代りたくはないのです」
それから村で水莽草の毒に中る者のあった時には、御馳走を供えて祝を祭ると徴があった。そして、十年あまりして祝の母が亡くなった。祝夫婦はひどく悲しんで葬式をしたが、他の客には姿を見せなかった。ただ、児に麻を着せて、葬式の礼をおこなわした。そして、児には礼儀を教えた。
祝夫婦は母を葬ってから、二年あまりして児に家内を持たしたが、それは任侍郎の孫女であった。