Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句への道 (はいくへのみち) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 60.608 Zeichen · 120 Bildschirme
ほつしんの初にこゆる鈴鹿山 蕉
内蔵頭かと呼声はたれ 州
卯の刻の箕手に並ぶ小西方 碩
すみきる松のしづかなりけり 男
萩の札すゝきの札によみなして 州
雀かたよる百舌鳥の一声 智月
懐に手をあたゝむる秋の月 凡兆
汐さだまらぬ外の海づら 州
鑓の柄に立すがりたる花のくれ 去来
灰まきちらすからしなの跡 兆
春の日に仕舞ひてかへる経机 正秀
店屋物くふ供の手がはり 来
汗ぬぐひ端のしるしの紺の糸 半残
わかれせはしきの下 士芳
大胆におもひくづれぬ恋をして 残
身はぬれ紙の取所なき 芳
小刀の蛤刃なる細工ばこ 残
棚に火ともす大年の夜 園風
こゝもとはおもふ便も須磨の浦 猿雖
むね打合せ着たるかたぎぬ 残
此夏もかなめをくゝる破扇 風
醤油ねさせてしばし月見る 雖
咳声の隣はちかき縁づたひ 芳
添へばそふほどこくめんな顔 風
形なき絵を習ひたる会津盆 嵐蘭
うす雪かゝる竹の割下駄 史邦
花に又ことしのつれも定らず 野水
雛の袂を染るはるかぜ 羽紅
(二九、九 稿)