Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句への道 (はいくへのみち) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 60.608 Zeichen · 120 Bildschirme
立子の句(節録数句)
客観を描写したのでは自分の面白いと感じた景色が出なくって、主観描写をしたためにその面白いと感じた景色が出る、というのである。
これは一見私の志している所と背馳しているようであるがそうではない。よく両立し得るものである。私の志すところも俳句として大事なことと考えるが、あなたのいう所もまた俳句を作る上に大事な一方法であると思う。
あなたの主観句は、空想から生れたものは少ないのであって、客観を写生しようとして客観の描写だけではもの足らず、それに主観描写を加えてはじめてその景色を写し得る、ということである。これは他人でもそういう場合があろうが、あなたが自ら認識して新しく開拓した俳句の一分野であると思う。
あなたの俳句を例に引いてもすこし詳しくその事を話して見ようと思う。
別に稿を起すことにする。(『玉藻』、二八、六)
立子の句(節録数句)
美しき緑はしれり夏料理
夏の料理、それは魚であっても野菜であってもよかろう。とにかく新鮮な緑色がさっと走った料理であるというのである。形態は描かれていないけれども緑の一色で、新鮮な、涼しげな夏料理というものが想像される。
泊り客あるも亦よし夜の秋