Japanische Klassiker mit Furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme
平生の学問浅薄にして、至誠天地を感格する事出来申さず、非常のここに立至り申し候。嘸々御愁傷も遊ばさるべく拝察仕り候。
親思う心にまさる親心
きょうの音ずれ何ときくらん
さりながら去年十月六日差上げ置き候書、得と御覧遊ばされ候わば、左まで御愁傷にも及び申さずと存じ奉り候。なおまた当五月出立の節、心事一々申上げ置き候に付き、今更何も思い残す事御座無く候。この度漢文にて相認め候諸友に語る書も、御転覧遊ばさるべく候。幕府正議は丸に御取用いこれ無く、夷秋は縦横自在に御府内を跋扈致し候えども、神国未だ地に墜ち申さず、上に聖天子あり、下に忠魂義魄充々致し候えば、天下の事も余り御力落しこれ無きよう願い奉り候。随分御大切に遊ばされ、御長寿を御保ち成さるべく候。以上。
死は人をして静かならしむ、死は人をして道念を警発せしむ。死は人の仮面を剥ぎてその本色を露呈せしむ。死は人をして舞台より移してその楽屋に入らしむ。かくばかり不穏なる精神も、実に如何なる厳粛、敬虔、幽静、崇高なる道念を発せしめたるか。吾人はその父兄に与うる書についてこれを知るを得るなり。もしそれ死に抵りて流涕し、落胆し、顔色土の如くなるが如きは、固より死に支配せられたる者にして、言うに足らず。