Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme
第七 長防二州
百三十九俵を売りて四十六両と少しなり。この法にては年分三両余の不足となる。寛永十年より弘化二年まで二百十三年の間、三両余の不足積りて六百三十六両の借金となり、三百石に六百両の借金あれば利息年分三十両を私うては百両の金僅かに七十両に減ず。依って十人の下僕を育うことあたわず。これを省きて漸くその日その日を過すのみに至る。これ武家の禄法を察知する一端というべし。
第七 長防二州
天下の大勢は、かくの如く外逼内潰に瀕しつつあるに際し、松陰の本藩たる長防二州は、如何の情態なるか。
山陽山陰に虎踞竜蟠し、一百二十万石の大封を擁し、覇威を中国に振いたる毛利氏も、天の暦数徳川氏に帰し、今は関原の役、西軍に与したるの罪により、長防三十六万九千石に削減せられ、空しく恨を呑んで屏息せり。然りといえども乃祖元就、寡兵を提げ、陶賊を厳島に鏖にしたる、当年の覇気豈に悉く消沈し去らんや。天下一朝動乱の機あれば、先ず徳川幕府に向って楯を突くものは、長にあらざれば必らず薩。これ徳川氏彼自身が、恒に戒心したる所にあらずや。
彼れ毛利氏は、従順なる幕府の家奴にあらず。彼は外様中の外様大名なり。