Japanische Klassiker mit Furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme
彼が亡邸後さらに十年の遊学を請うて、再び江戸に出づるや、時勢は一層の切迫を来し、師弟は一層の親密を来せり。請う彼をして自から語らしめよ。
癸丑六月に夷舶の来りしとき、余、江戸に遊寓す。警を聞き馳せて浦賀に至り、親しく陸梁の状を察し、憤激に堪えず。謂らく、大いに懲創を加うるに非ずんば、則ち以て国威を震燿するに足らざるなりと。江戸に帰るに及んで、同志と反復論弁す。これより先、余、過ありて籍を削らる。而して官別に恩旨あり。深く自ら感奮して謂らく、恩に報ずるの日至れりと。すこぶる分を越ゆるの言を作し、先ず『将及私言』九篇を著し、窃かにこれを上り、尋で「急務条議」を上り、また夷人向に不法のこと多かりしを悪みて、「接夷私議」を作る。この時、幕府、夷書を下して言路を開く。余、同志と議し、苟くも二、三の名侯心を協え力を戮せ、正義を発し俗説を排するもの有らば、則ち天下の論定まらんと。しばしばこれを政府に言す。政府、時勢を探察し、謂らく、天下の大、一藩の能く救う所に非ずと。吾が党の論を以て狂疎事に通ぜずと為す。余、平象山に師事し、深くその持論に服し、事ごとに、決を取る。