Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
Lesen Sie 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 86.306 Zeichen · 173 Bildschirme
すばらしい耐圧力を持った砕氷船でさ。あのゼ号よりもっと強靱な船を買いませんか。ヤクーツク造船所製のすばらしいやつですぜ」
「おや、君は記者の方は廃業したのかね。いつブローカーになったんだ」
「今日からブローカー開業ですよ。これからの安全航海には、ぜひあのような耐圧力の大きい船が必要なんです」
「そうらしいね。こんど本国へ帰ったら重役にそういう船を買うよう話をして置こう」
「あっ、そうだ」
ドレゴが頓狂な声をあげて船長の腕をおさえた。
「船長。この船はアメリカからこのアイスランドへ直航したんでしょう」
「そのとおりだ」
「そうでしょう。じゃあ大西洋の真中を通って来たわけだ。何か見たでしょう、ものものしい風景を……」
「ははは、あれかね。怪人集団の一件だろう」
船長はにやにや笑った。
「見ましたか。どんな風だったですか」
「やあ、あれには愕いたね。午前二時頃だったね、わしたちが気がついたのは……」
「ほう。それで……」
ドレゴは、大きな魚がひっかかったので大昂奮の態で、顔を真赤にしている。
「……飛行機の爆音が夜空を圧しているのに気がついた。夥しい飛行機だ、四発の……。それでこれは演習かな、それとも遂に何事か始まったかなと思った。