Japanische Klassiker mit Furigana
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
Lesen Sie 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 86.306 Zeichen · 173 Bildschirme
怪人集団を呼ぶ
大西洋の海底に突如として現われた怪人集団は、地球人類をして、永年繰返された人類同士の戦争に対し見事に終止符をうたせることになった。ウラル号を指して、呉越同舟だなんて嗤う者があったら、それは愚劣であろう。ヤクーツク造船所は、秘密の耐圧潜水艦を提供し、しかもワーナー博士とアンダーソン教授の希望どおりに短期間に改造を加え、乗組員の全部を提供した。至宝ワーナー博士とアンダーソン教授は、ウラル号にその運命を托したのだ。この快挙を具体化させた者は、ドレゴ、水戸、エミリーの三人と、太っ肚のケノフスキーだった。彼等間の友愛と信頼感と感情とが、この事を早く搬んだのであった。
怪人集団を呼ぶ
ウラル号は粛々とした大西洋を南下し、怪人集団の蟠居する水域に近づいていった。やがて集団城塞の手前十キロメートルのところから潜航に移った。
深度三十メートルまで降りると、艦は水平に直った。水中レーダーは、完全に城塞の位置を捉えていた。艦は直進する。
それから暫くして、アンダーソン教授の手によって、いよいよ生理電波で変調された超音波が城塞へ向けて発射された。これは、
――尋ねたいことがある。