Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
Lesen Sie 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 86.306 Zeichen · 173 Bildschirme
鍵は何処に
「そうだろう。地震には余震が付きものなんだから……」
「そうかね。僕には、ぴんと来ないがねえ。何かもっと目に見える派手な事件でも、起こって呉れなくちゃ、僕には異常現象たることが諒解できない。ああ、とにかく草臥れたよ。外へ出て、冷い潮風に当たって来ようや。君もちょっと出ないか」
ドレゴが誘ったので、水戸記者もそれに応じて、この無電室を出た。
縹渺たる大西洋は、けろりんかんとしていた。どこに海底地震があったという風だった。
「護衛艦たちは、いやに遠くへ離れちまったねえ、水戸君」
「うん、観測の邪魔にならないように、本船の間に相当の距離を置いたんだろう」
「そうかなあ。あれは駆逐艦らしいが、いい格好だねえ。おや、どうしたッ。変だぞ、あの艦は……」
ドレゴの声が驚愕に変わった。彼が指した方には海面からふわりと煙のように持上がる黒い固まりがあった。それは紛れもなく艦らしい形をしていた。が、突如として真赤な閃光に包まれると見る間に、天空に四散した。
怪また怪! 第二の怪事件起こる。
鍵は何処に
意外なる第二の怪事件突発に調査団員も護衛艦隊の乗組員も共に、大驚愕のうちに生色を失った。