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Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

Lesen Sie 次郎物語 (じろうものがたり) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 200.443 Zeichen · 398 Bildschirme

Aozora Bunko

」

「手をうつというと?」

「勧誘の手紙を出すんです。先生からも、塾生みんなからも。」

「どんな手紙を出すんだい。」

「真相をぶちまけて正義感に訴え、同志的な呼びかけをやるんです。」

「それで動くと思うかね。」

「動くように書くんです。旅行までには、まだあと二日あるんですから、みんなで文案をねるんです。」

朝倉先生はさびしく笑った。が、すぐ深刻な眼をして、

「かりに名文ができて、それに青年たちが動かされたとしたら、あとはどうなるんだい。」

「それで問題はないじゃありませんか。塾生が集まって来さえすれば、あとはどんな圧迫があっても、これまでどおりにやっていけばいいんです。」

「それで友愛塾はつぶれないと言うんだね。」

「そうです。」

「なるほど。君の言うことはよくわかる。友愛塾をつぶさないためには、成功するかしないかは別として、いちおう手紙を出して見るのも一策だろう。しかし、そうして集まって来た青年たちは、気の毒なことになるね。」

「どうしてです。」

「おそらく村や町の生活から孤立することになるだろう。どうかすると、非国民のレッテルをはられることになるかもしれない。少なくとも公然と何かの役割を果たすことができなくなるのはたしかだよ。