Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Lesen Sie 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 175.219 Zeichen · 350 Bildschirme
ふたりの明智小五郎
「わしがだれだか、いわなくても、わかっているじゃろう。うん、そのとおり、わしはニコラ博士じゃ。きみのダイヤモンドは、明智小五郎が見はりをしているね。いい人をたのんだものじゃ。なにしろ日本一の名探偵じゃからなあ。
だが、だいじょうぶかね。わしは魔法つかいじゃよ。もうとっくにダイヤモンドを、ぬすんでしまったかもしれないぜ。え、どうだね、心配ではないかね。ウフフフフ、ほうら、見たまえ、きみは声がふるえている。心配になってきた。
ダイヤモンドは、かくし場所にあるだろうか。いや、ないのだ。あのかくし場所は、からっぽだ。うそだと思うなら、いますぐ、あそこへいって、しらべてみるがいい。ウフフフフ……。」
そして、ガチャンと電話がきれました。
園田さんは、受話器をおいたまま、まっさおになって、その場に立ちすくんでいましたが、庭の持仏堂へいってみないでは、どうにも安心ができません。
懐中電灯をもって、えんがわから庭げたをはいて、あの黄金仏のお堂の前にかけつけました。
「明智先生、明智先生はいませんか。」
大きな声でよびますと、お堂のそばのしげみの中から明智探偵と小林少年が出てきました。