Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Lesen Sie 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 175.219 Zeichen · 350 Bildschirme
人間いれかえ
そして、かみの毛を、ていねいになでつけてやり、服をとりかえました。
きたないこじきむすめが、たちまち、美しいおじょうさんにかわってしまいました。
光子さんは、こじきを三面鏡の前に、つれていきました。
「どう、さっきまでのわたしと、そっくりでしょう。」
「ワーッ、これがあたし? ほんとかしら……。」
こじきむすめは、そういって、じぶんのほおをつねってみるのでした。
つぎは光子さんの番でした。きたないボロボロの服をきて、かみの毛を、指でかきまわして、モジャモジャにして、鏡をのぞきこみました。
「あら、そんな美しいこじきって、ないわ。顔に、まゆずみを、うすくぬってあげましょうか。そうすれば、ほんとうのこじきに見えるわ。」
こじきむすめは、ちょうしにのって、そんなことまでいいだしましたが、光子さんは、かえっておもしろがって、学校の仮装会のことを思いだしながら、こじきむすめのいうままに、顔いちめんに、まゆずみをぬらせるのでした。
人間いれかえ
「こっちへいらっしゃい。ふたりならんで、鏡の前に立ってみるのよ。」
こじき姿の光子さんが、光子さんの服をきたこじきむすめの手をとって、鏡の前につれていきました。