Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
Lesen Sie お蝶夫人 (おちょうふじん) von 三浦 環 (みうらたまき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.730 Zeichen · 242 Bildschirme
の米国初演をいたしました。この「お菊夫人」というのは、明治初年、あの鹿鳴館時代に海軍士官であった、若き日のフランス文豪ピエール・ロティが、長崎滞在中の日本の想い出を描いた小説で、これが当時ヨーロッパで東洋情緒が漂っているため非常に愛読されたので、この小説をオペラに脚色、作詞し、それをフランスのアンドレ・メサァジェが四幕の歌劇に作曲したもので、原名を「マダム・クリサンテーム」といいます。そして一八九四年(明治二十七年)一月二十六日にパリーのオペラ・コミック座で初演されました。
私が「お蝶夫人」で非常に絶賛され、世界一のマダム・バターフライという評判をとったので、一九〇四年(明治三十七年)ミラノのスカラ座で「お蝶夫人」の初演をした大指揮者で、当時シカゴ・オペラ・カンパニーの主席指揮者をしていたクレオファンテ・カムバニィニが、「お蝶夫人」同様、日本を舞台にしたオペラだから、日本のプリマドンナのあなたが一番適任者だと、推薦されて、私が「お菊夫人」のアメリカ初演の光栄をもつことになったのでした。
この想い出の一九二〇年、私は米国で第一流のマネージャー・ビーハイマーと契約してカリフォルニアを巡演し、ロサンゼルスで「お蝶夫人」