Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ふしぎくにたんけん

ふしぎ国探検

海野 十三

Lesen Sie ふしぎ国探検 (ふしぎくにたんけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.118 Zeichen · 120 Bildschirme

Aozora Bunko

三人とも、べつになんとも思わないけれど、知らない人たちが見たら、さぞふしぎがることであろう。なにしろ足で、けとばせるぐらいの小さい樽の中に、大きな三人のからだがすいこまれてしまうのだから。

ロケットの中は、いつものように広く、そして明るく、東助やヒトミの大好きな果実やキャンデーが箱にはいって卓上におかれてある。

「さあ、おあがりなさい」

「先生、ありがとう。で、今日は海底へもぐって、なにを見るのですか」

「君は、海底ふかく下りていくと、なにがあると思いますか」

「そうですね、こんぶの林がゆらいでいて、その間を魚の大群がおよいでいます」

「もっと下へさがると、どんなになっていますか。こんどはヒトミさん、話して下さい」

「だんだんあたりが暗くなります。そしてふつうの魚はいなくなって深海魚ばかりになります。いろんな深海魚は気味のわるい形をしたお魚です。中には自分のからだから青い光を発している魚もいます」

「なかなか、よく知っていますね。もっと下へさがると、なにがありますか」

「まださがるんですか。ええと、するともう魚はいなくなります。やわらかい泥が、ふかくよどんでいるだけです」