Japanische Klassiker mit Furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme
四 エリコを過ぐ
愛の大きい者が、神の国において大なる者です。その愛というのは、人の僕となり、人に仕え、人の贖いとして己が生命を捨てる心です。人を押し除け踏みつける者ではなく、人に押し除けられ、踏みつけられ、人の踏み台となって人の罪を身に負う者が、神の国において大なる者であるのです。
神の国に入る者の心の態度は幼児のごとくであるべく、その心の内容は僕のごとくであるべきです。「人もし首たらんと思わば、すべての人の僕となり、すべての人に仕うる者となるべし」ということは、このエルサレム旅行の発端において与えられた教訓でありましたが(九の三五)、旅路の終わりに近づいた今、さらに同じ教えをくり返し給うたのです。いかにそれが神の国の社会法として重要であるかがわかります。人々がこの法に従いさえすれば、ただいまでも神の国の平和は地上に成るでしょう。少なくともイエスの弟子たる者の間には地上においてすでにこの法が行なわれねばなりません。それによって地の塩、世の光ともなるのです。
四 エリコを過ぐ
そのうちにペレヤをずっと南まで来たり、ヨルダンの下流を西に渡って、とうとうエリコへ来ました。