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Japanische Klassiker mit Furigana

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ヨブきこうえん

ヨブ記講演

内村 鑑三

Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme

Aozora Bunko

とある。この節は後半は、人の生涯を風強き日に砂原を走る雲の影にたとえたものである。これまたヨブ記の舞台を示す語である。四節の「誰か清き物を汚れたる物の中より出し得る者あらん」は、女より生れし人の到底清くあり得ぬを説いたのである。かくヨブは人間の弱く、はかなく、汚れおる事を説きし後「その日既に定まり、その月の数汝により、汝これが区域を立てて越えざらしめ給うなれば、これに目を離して安息を得させ、これをして傭人のその日を楽しむが如くならしめ給え」と訴えている。彼は絶望中の僅の安息を希ったのである。その心情やまことに同情すべきである。

◯次に見るべきは七節―十二節である。「それ木には望あり、たといらるるともまた芽を出してその枝絶えず、たといその根地の中に老い幹土に枯るるとも、水の香にあえばすなわち芽をふき枝を出して若樹に異ならず」と羨み、それに比して「されど人は死ぬれば消え失す、人気絶えなば安に在らんや」と歎くのである。げに木には望あり。そは復活しまた復活す、らるるともまた芽を出し枝をひろげる。桑の如き櫟の如き、わざと※(「石+欠」、第4水準2-82-33)りてその生命を永久に新鮮ならしむる者さえある。