Japanische Klassiker mit Furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
第五講 ヨブ再び口を啓く
第六章、七章の研究
されども誰人か天国の光景を知らん。ここにヨブの苦みあり、三友の迷が在るのである。
◯ブレンチウス(Brentius)いう、人が患難に会したる時はその患難を以てその人を審判くべからずその人格を以てその患難を審判くべしと。けだし患難の意味は人の人格に依て異なるのである。十字架に釘けられし二盗賊の死は罪の当然の報としての死である。しかし同じく十字架に釘けられしイエスはその正反対である。故に我らが人の受けし災禍苦難を以てただちにその人を判定するは大なる誤である。その人の人格に依てその苦難の意味を判定すべきである。苦難にも幾つも意味がある。人により場合によりて異っている。一様の既成観念を以てすべての場合を蔽うことは出来ない。故に艱難を以て人を審判かずその人格を以てその艱難を審判くべきである。
第五講 ヨブ再び口を啓く
第六章、七章の研究
◯前にも説きし如く、エリパズらは禍は罪の結果なりとの既成観念を抱き、この観念を以てヨブの場合を判定し、以てヨブをしてその罪を認めしめんとしたのである。彼らはかくしてヨブをその災禍より救い得ると信じた。そして年長のエリパズまずこの意味を以て五章、六章の語を発し、ヨブをしてその隠れたる罪を告白せしめんと計った。