Japanische Klassiker mit Furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
第十八講 ヨブの見神(二)
第三十八章の研究
思うだに心躍る所の、荘大といい厳粛といい優美というも到底いい尽し得ぬ所の、光景の中に造られたのである。
◯しかり、地はかかる大讃美の中に勇しく生れ出でたものである。既にかかる地である。神が造りかつ治め給うかかる地である。かかる讃美の中に生れて神に治めらるるこの地である。そしてかくの如き地に生を享けたる人である。さらば人よ無益なる不平や疑惑を去れ。諸星と天使との大讃美大歓呼の中に生れし地に住みて、心に讃美の歌なく歓呼の声なくして生くるは酔生夢死である。小さき理知の生む悶えと疑いを去りて、星と共に、天使と共に、神とその造化とを讃美しつつ、意義あり希望ある生を送るべきである。
◯ああ人は無知にして造化の秘義を知らぬ。そして独り悶えている。しかるに人の立つ所の地の造られし時において、全宇宙の讃美歓呼があったのである。神は地とその上に住む人を空しく造ったのではない。されば我らは地を見てそこに神の愛を悟るべきである。そして安ずべきである。
第十八講 ヨブの見神(二)
第三十八章の研究
◯第三十八章の一―七節は前講の主題であった。造化の妙趣の中に神を悟るべしというがその根本精神である。