Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Lesen Sie 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) von 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 107.926 Zeichen · 225 Bildschirme

Aozora Bunko

ある日胡が兵士を率いてきた。主人は出て往って胡の方を見た。胡はそれを見ると兵士の中にかくれた。主人は、

「胡先生、胡先生」

と言って呼んだ。胡はしかたなしに出てきた。主人は、

「僕は先生に礼を失していないのに、なぜ僕の家を攻撃します」

と言った。狐兵が弓を張って主人を射ようとした。胡はそれを止めた。主人は近くに往ってその手を握った。そして胡のいた斎へ伴れてきて、酒を飲みながら話した。その時主人は従容として言った。

「先生は達人だから、了解してくださるだろうと思いますが、私は先生と家の児の結婚は好みません、それは先生の乗物も住居も、人とおんなじでないから、児が結婚したにしても先生の所にいられないことは先生も御存じだろうと思います、そのうえ諺にも瓜と果物の青いのは口に適しないということがあります、先生だってもらってくださるのは厭でしょう」

胡はひどく慙じた。主人が言った。

「先生が僕を見棄てないなら、僕の家に十五になる男の児があります、先生の方にどなたかありますなら、迎えたいと思いますが、先生の方に年比の方がないでしょうか」

胡は喜んで言った。

「僕に年のゆかない妹があります、公子より一つ年下です、ひどく馬鹿でもありませんから、さしあげたいと思いますが、如何でしょうか」