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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme

Aozora Bunko

千年の鶴

箏笛浦

俄かに風雨が起って、彼女は姿をかくした。その後、彼は神座をしつらえて、祭祀を怠らなかったが、その生活はすこぶる豊かで、ただ大いに富むというほどでないだけであった。土地の人の世話で妻を迎え、後に仕えて令長となった。

今の素女祠がその遺跡である。

千年の鶴

丁令威は遼東の人で、仙術を霊虚山に学んだが、後に鶴に化して遼東へ帰って来て、城門の柱に止まった。ある若者が弓をひいて射ようとすると、鶴は飛びあがって空中を舞いながら言った。

「鳥あり、鳥あり、丁令威。家を去る千年、今始めて帰る。城廓故の如くにして、人民非なり。なんぞ仙を学ばざるか、塚々たり」

遂に大空高く飛び去った。今でも遼東の若者らは、自分たちの先代に仙人となった者があると言い伝えているが、それが丁令威という人であることを知らない。

箏笛浦

廬江の箏笛浦には大きい船がくつがえって水底に沈んでいる。これは魏王曹操の船であると伝えられている。

ある時、漁師が夜中に船を繋いでいると、そのあたりに笛や歌の声がきこえて、香の匂いが漂っていた。漁師が眠りに就くと、なにびとか来て注意した。

「官船に近づいてはならぬぞ」