Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句への道 (はいくへのみち) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 60.608 Zeichen · 120 Bildschirme
二
俳話小話(二)
一
いわゆる「深は新なり」である。
写生ということは解釈の仕様によっては、どこまでも広いことになり、どこまでも深いことになる。それを狭く解して攻撃する人がある。それらの人は別に恐しいとは思わない。広く解し深く解し、鋭意それによって新しい境地を拓いてゆく人には、なんだか恐しいような尊敬の念が起るのである。
二
かつてもしばしば聞いたことであるが、このごろまた時に俳句の季が問題になっている。俳句に季がなければならぬという理窟はない、季がなくても俳句ではないか、という議論がある。それは俳句の定義の下しようである。私等は伝統的な連歌以来の発句即ち俳句と心得ているのである。そんなことに頓著なく十七字の詩即ち俳句だというならばそれまでである。ただ季のない句がどれほど価値があるか。実際に価値のある句が生れるか生れないか、それが問題なのである。
人生探求ということが言われるが、そればかりならば季は必要でないわけである。やはり季を必要とするならば、それだけ花鳥諷詠に傾いて来るわけである。
(『ホトトギス』、二三、七)
俳話小話(二)
一
私は昭和十一年『句日記』の冊子を出版する時にこういう序を書いた。