Japanische Klassiker mit Furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme
これが気魄の源なり。慎言謹行、卑言低声になくては大気魄は出るものに非ず。張良鉄椎の時の面目を想見るべし。僕去月二十五日より一臠の肉一滴の酒を給べず。これでさい気魄を増す事大なり。僕已に諸友と絶ち、諸友また僕と絶つ。然れども平生の友義のため、区々一言を発す。これ僕が鑿空の語に非ず。実践の真また聖賢伝心の教なれば軽視する勿れ。
血気は尤もこれ事を害い、暴怒またこれ事を害う。血気暴怒を粉飾する、その害さらに甚し。
中谷、久坂、高杉等へ伝え示したく候
これ豈に煽動家の夢想する所ならんや。彼は自から欺かざるのみならず、また人をも欺かざるなり。彼は自家の胸中を吐くの外、他を勧化するの術を知らざるなり。而して前書においては、彼が死生大悟の功夫を知るべく、後書においては、彼が存養、潜注の用意を察すべし。吾人は彼が自から処する所以を視、人に処する所以を見れば、他の自から水を飲み、人に酒を強い、他を酔倒せしめて、自から快なりとする教唆的慷慨家の甚だ賤むべきを知るなり。彼の人物は水戸派の志士に比して、高きこと一等なるやまた分明なり。
彼が一生は、教唆者に非ず、率先者なり。