Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠6

中里 介山

Lesen Sie 大菩薩峠6 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 185.112 Zeichen · 362 Bildschirme

Aozora Bunko

芸人となって、いろいろの面白い音曲を皆様にお聞かせ申し、皆様をお喜ばせ申すことができれば、それで結構でございます。ですから平家琵琶は、あまり多くの人好きが致しませんもの故に、琵琶をやめていっそ三味線に移ろうかと、このごろはそう思っているところでございました。それ故、こうして毀れた琵琶に手入れをしてみまして、もし調子が合わないようにでもなりますれば、ここで琵琶をやめて、三味線の方に宗旨替えを致しましょうと、そのつもりでこうしてやっているんでございます……合奏ですか、結構でございますね、琵琶はこの通りいけませんから、三味線でお相手を致したいものですが、三味線がございますか。あ、そうですか、先生が尺八で、あなた様がお箏で、わたくしが三味線で……それは至極よろしうございます、お相手を致しましょう。わたくしは数をあまり多く存じませんから、一つ二つ教えていただきましょう、三度教えていただけば、どうやら独り歩きができるだろうと存じます。それでも私は毎晩、琵琶を流して歩きまするうちに、諸方のお師匠さんの軒下へ立って、いろいろのお稽古を立聞きを致して覚えさせていただいたものがございますから、そのうちで物になっているのを一つ、お相手を致してみたいものでございます」